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Author:まさゆき
富士山のふもとで「あおば鍼灸院」を開業 趣味は読書と瞑想、精神世界の探求 子供3人と妻、母、犬とでワイワイ暮らしています

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「気」のお話し ④ 気の流れを良くするには
あらゆる気(エネルギー)には、動くという基本的な性質があり
その動きが妨げられるといろいろな問題を生じます

例えば、火にかけられたヤカンの出口をふさいでしまえば
蒸気が充満してヤカンのふたを吹っ飛ばしてしまいますし

長い間、窓を閉ざしたままにして空気が出入りできないと
部屋の中はカビやほこり臭くなってしまいます

私たちの体も同様で、ジッと同じ姿勢のまま仕事を続けたり
ストレスで体を緊張させたまま過ごしていると
気の流れが悪くなり、体のあちこちが調子悪くなってきます

また、気の流れの悪さは心理状態にも大きく影響し、思考が柔らかさを
欠くようになり、同じところを堂々めぐりするようになります

こうなると、考えても解決できないことを延々と考え続ける
ことになります。いわゆる鬱(うつ)状態です

さて、このような状態の時はどうすればよいのでしょう?

気の流れが悪くなってからだやココロの状態に問題を生じているの
ですから、気の流れを改善すればよいのです

一番手っ取り早いのは、鍼の治療ですね
あおば鍼灸院に通える方はそうしてください(笑)

通えない方は仕方がないので次善の策をとりましょう

運動をするという方法があります
体を動かすことによって、気を強制的に動かすのですね

程度の軽い肩こりなどでしたらかなり改善することがあります

運動する時、大切なポイントは「努力しない」ということです

なるべく好きな運度を楽しんでやることが大切で
目標を持ち込んで、一生懸命努力したりはしないことです

一生懸命努力することで心の中に緊張感を作り出してしまえば
せっかく運動しても気の流れが改善しずらくなってしまうのです

例えばランニングをする場合でも、目標タイムを設定したりせず
ただ走ることそのものを楽しむのです

ゴルフをするのでしたらスコアや勝敗にこだわらないことです

スコアや勝敗へのこだわりはココロを「いま」からひきはなし
思考の世界に連れて行ってしまいます

思考をぐるぐる働かせながらスポーツをやっても、体のためにも
ココロのためにもなりはしないのです






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「気」のお話し ③ 病(やまい)は気から
「気」という漢字の使われ方を見て見ると

「気持ち」「内気」「気がかり」などのように
精神状態をあらわす場合によく用いられていますが

「空気」「電気」「蒸気」「天気」などのように
自然界の物に対しても用いられていることが分かります

空気も電気も蒸気も、目で見ることはできないけれど、
その存在は誰もが知っています

そして、空気も電気も蒸気もそれぞれがエネルギーを持っており
「動き回る」という性質があります

東洋では、目には見えないけれども確かに存在している
これらエネルギーのことを「気」という言葉で表現するとともに

私たちの感情というのもエネルギーであると認識していたのですね

さて、空気や電気といった自然界の気と同じように、
私たちの体の中の気にも「動く」という基本的な性質があり、

気が伸びやかでスムーズに動いている時、体の調子も良く
感情も穏やかでノビノビとしていますが

気の動きが押さえつけられ、伸びやかでなくなると
体の状態もココロの状態も思わしくなくなってきます

気の流れが悪くなった時の代表的な症状に「肩コリ」があります

精神的なストレスで緊張している時や、パソコン仕事のように
同じ姿勢のままいる時って肩がコリやすいですよね

そのような時は気の流れが悪くなりやすいのですね

病(やまい)は気から、という言葉があります

この言葉には、気持ちの持ちようで病気になってしまう
という意味もあるのですが

気の流れが悪くなることが病気の入口である
という意味もあるのですね



気というものについて少しだけ書くつもりだったのですが
書き始めたらいつの間にか連載になってしまいました(笑)

考えてみれば、しばらくブログをお休みする前は瞑想について
書いていて、それが書きかけのままでした。

瞑想についてもまた必ず書きますが、いま書いている「気」の
お話は瞑想とも関連することなのでこちらを先に勧めますね


「気」のお話し ② 気とココロ
「元気」という言葉があります

ハツラツとしている人のことを「元気な人」と表現したり
落ち込んでいると「元気がない」と言われたりします

このように私たちの体の中の「気」、体を動かしているエネルギー
というのも「元気」という形で外から観察することができます

元気がない時というのは、どういうときでしょうか?

ひとつは疲れている時や体の具合が悪い時ですよね
そしてもうひとつは、気持ちが落ち込んでいる時です

心と体が深く結び付いていることは、東洋医学だけでなく
西洋医学でも、もはや常識となっていますが

感情というのはエネルギー、つまり「気」そのものであり
食べ物や運動や睡眠などにいくら注意していたとしても

心の状態ひとつで体の中のエネルギー、つまり「気」は
ガタンと減ってしまいますし
そのような状態は遅かれ早かれ体の病気をも引き起こします

心の状態に無関心であるならば、健康でいるのは、
つまり「元気」でいるのは難しいのですね

ですが、いつも穏やかにいなさい、とか
怒らないようにしなさい、とか
細かいことを気にするのはやめなさい、とか

言うのは簡単ですが、実際にそのようにしているのは
かんたんではありませんよね

お医者さんでも「ストレスをためないようにしなさい」
という先生がいますが、

「じゃあどうしたらいいのですか?」と聞くと、ほとんどの
お医者さんは困ってしまいます

せいぜいが「趣味でも見つけなさい」と言う位で(笑)

いや、趣味を見つけるのはいいことですよ、
でも、それだけで解決はできませんよね

さて、次回からそのあたりのことについて、

心の健康を保ち、それによって体の健康も保つために
何ができるのかということにていて
少しづつ書いていきますね


「気」のお話し ①
こちらの写真は、東京は杉並区高円寺にある
蚕糸の森公園(さんしのもりこうえん)という公園です
sansi 1

この公園の近くに僕の鍼灸の師匠が住んでおり、僕は
師匠の主催する勉強会に参加するため毎月東京に行くのですが

お天気が良い時にはおにぎりやパンを買って
大好きなこちらの公園で昼食をとることがよくあります

この公園はとてもよい「気」で満たされています
それは、この大きな滝のおかげでもありますし
sansi 2

広場の中央にある大きな槐(えんじゅ)の木
のおかげでもあります
samsi 3

ところで私のように東洋医学に携わる人間は「気」という
言葉を普通に使いますが、一般に人にとっては
「気」という言葉はあまりなじみがないかもしれません

「気」とは、ひらたく言うとエネルギーのことです

私たちの体を動かしているのも「気」ですし
すべての動植物を生かしているのも
この宇宙を動かしているのも「気」です

また、東洋医学では、すべての物質は「気」が変化して
作られたものだと説明しています
そういう意味ではこの宇宙に存在するすべては
「気」であると言えます

近代の物理学は物質はエネルギーが変化したものである
ことを突き止めましたが、
東洋医学の世界では同じことをなんと数千年も前から
認識していたのですね

さて、いま述べたように広い意味で言えば
この宇宙のすべては「気」でできているのですが

通常、東洋医学の世界で「気」という言葉を使うときには
もう少し狭い意味でこの言葉を使います

人間の生存にとって有益なエネルギー、
人の体や心に良い影響を与えるエネルギーのことを
「気」と表現するのです

それは別の言葉でいえば、清々しい新鮮な空気だったり
暖かい日の光りだったり、程よい湿気を含んだ優しい風だったり
新鮮な食物に含まれる栄養素のことだったりします

そういった私たちが生きてゆくのにプラスに働く自然界の
あらゆるエネルギーのことを「気」と呼んでいるのですね

そして、そのようなエネルギーに満ちた場所に行くと
私たちは穏やかでよい気分になります
それはちょうど大好きな人と一緒にいるときと似ています

蚕糸の森公園がよい気で満ちているというのは、そこに行くと、
そのようなフィーリングを感じられるということなのですね


一方、そのようなエネルギーのない場所、エネルギーが枯れてしまって
いる場所にに行くと落ち着かないいやな気分になります

そのような場所のことを、気が枯れた場所という意味で
けがれた場所(穢れた、気枯れた)と表現します
haikyo.jpg


私たちは自分自身のフィーリング、感覚を通して
その場所の気を感じ取る、つまり自分にとって
プラスかマイナスかというのを感じ取ることができるのですね


次回に続きます


キュウリの馬とナスの牛
今日は7月23日 御殿場では今日からお盆です

お墓参りに行き、迎え火をたいてご先祖さまを自宅にお迎えし、
そして多くのご家庭では仏壇にナスの牛と、キュウリの馬を用意します

ナスの牛とキュウリの馬とは、ナスとキュウリにそれぞれ脚に見立てた
4本の串を刺したもので、ご先祖様はお盆の入りの日には
キュウリの馬に乗って素早く帰ってきたいただき、

そしてお盆が明けてお帰りになるときには、急いだりせずに
ナスの牛に乗ってゆっくり帰っていただく、ということだそうで、
ご先祖様に少しでも長く居ていただきたいという思いを込めた
お盆の風習なのでしょうね

子供の頃はご先祖様といってもなじみの薄い存在であったのですが
父や祖母といった共に暮らした家族が他界し、ご先祖さまとなってからは
このお盆の牛や馬に込められた思いもよく理解できるようになりました

さて、牛や馬に見立てられたナスもキュウリもいまが旬の野菜で
地元でとれた露地物が安く手に入る時期です

自然の恵みとは大変ありがたいもので、夏にとれる野菜の多くは
体のほてりを冷ましてくれる作用があり、
冬にとれる野菜の多くは体を温めてくれます

ナスもキュウリも体を冷ましてくれる野菜の代表格で、安く手に入る
この時期、大いに食べていただくとよいと思います

昔は夏になると、井戸の水で冷やしたキュウリにみそや塩を付けて
おやつ代わりによく食べていた、という話を年長者から聞きます

当時の日本は貧しくお菓子などあまり手に入らなかったのでしょうし、
冷蔵庫も普及していませんからアイスクリームなどめったに口にする
機会などなかったのでしょうね

ですが、体のためを考えれば冷凍庫から出したアイスクリームを食べて
お腹を冷やしてしまうより、ほてりを冷まして体を涼しくしてくれるのに
お腹を冷やさないキュウリを食べたほうが、よほど良いですよね

何が健康に良いかあれこれ考えたりしなくても、
自然のサイクルと共に暮らせば、体のためにも良いのでしょうね