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富士山のふもとで「あおば鍼灸院」を開業 趣味は読書と瞑想、精神世界の探求 子供3人と妻、母、犬とでワイワイ暮らしています

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砂糖は嗜好品、なるべく控えめに
スポーツドリンクが健康を害する、ということを
先日の記事で書いたところ、

それを読んだ歯科医の友人が、興味深い話を
教えてくれました

それは、熱心にスポーツをやっている子供たちに
虫歯が多発しているというのです

その原因となるのは、言うまでもなく
スポーツドリンクに含まれる大量の砂糖です

「でもジュースよりは砂糖が少ないでしょ?」
と疑問に思われる方もいるでしょう

確かに、同じ容量に含まれる砂糖の量で比較すると、
コーラなどの炭酸飲料に比べてスポーツドリンクに
含まれる砂糖は少ないのですが

コーラを1日に1ℓも飲む子供はほとんどいませんが
激しいスポーツをやっていれば、1ℓのスポーツドリンク
など、あっという間に飲んでしまうのです

しかも、スポーツドリンクを飲んだ後、いちいち歯磨きなんか
できませんよね。 練習中なのですから

これを毎日繰り返せば、虫歯になるのも当然です

友人は虫歯の子供たちに、スポーツドリンクではなく
水か麦茶を飲むように指導するそうなのですが

コーチや監督がスポーツドリンクの信奉者であることが多く
子供たちにスポーツドリンクを勧めるので、やめたくても
なかなかやめられない、というのが実情なのだそうです

なんというか、子供たちが可哀そうな話です・・・

コーチや監督は、子供たちのために良かれ、と思って
指導しているのですが、実際には子供たちの健康を
害してしまっているのです


似たような話がほかにもあります

僕は昨年PTAの役員をやっていたのですが
一緒に役員をやっていたお母さんで、

「砂糖は頭の回転を良くするというから、朝食では
 なるべく甘いものを子供に食べさせています」
という方がいました

朝から菓子パンやロールケーキを食べている子供
・・・とても心配です。気の毒です。


スポーツドリンクを勧めるコーチも、菓子パンを食卓に
出す母親も、どちらも善意でやっていることです

ですが、明らかに子供のためにはならない
なぜこんなことが起こるのでしょうか?

それは、経済の原理、資本主義の原理が、人の健康や
幸せよりも優先されているからです

スポーツドリンクは試合の時にはいいが、練習中には
飲まないほうがいい、 とか

わが社のお菓子はとてもおいしいけれど、体のことを考えて
週2回までにしましょうね、 とか

製造メーカーは言いませんよね
たくさん売らなければ商売になりませんから・・・

そして、テレビや新聞などのメディアも、「砂糖が体に悪い」
という話はほとんど取り上げません
スポンサーに降りられちゃいますから・・・

砂糖は、酒やタバコと同じく嗜好品に属するもので、
なるべく控えめにした方がよい、ということは

患者さんを良く診ていれば、すぐに気がつくことですし
ほとんどの栄養の専門家も知っているはずのことです

それなのにそういう話がマスコミで取り上げられることは
ほとんどない。 残念なことです


まあ、そういう私も、おまんじゅうやケーキも食べますし
ビールも飲みます。

ですが、体にとって必要はないものですから
控えめにしたいものです

ちなみに、砂糖が体にもたらす害についてはこちらをお読みください

「砂糖がなぜ問題か」

「スポーツドリンク虫歯」について教えてくれた友人は、
他にも興味深い話を教えてくれたのですが、
そのことについては、また別の機会に書きたいと思います

悠々さん、ありがとうございました


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スポーツドリンクは体に良いのか ②
「運動時以外に飲むスポーツドリンクは体によくない」
という話を前回書きました

では、運動中はどうなのでしょうか?

その点についてTinkさんよりご質問をいただきました

子どもたち、部活に運動会の練習にと
毎日暑い中身体を動かしています。
ついついスポーツドリンクに頼りがち・・・
でもおっしゃるように食欲は落ち気味です。
では、どんな風に?何を飲んだら身体に優しいのでしょうか?


Tinkさん、ご質問ありがとうございました


運動中の飲み物に関して言えば、通常のスポーツや、
発汗を伴う肉体労働ならば、いちばんよい飲み物は
「水」もしくは「麦茶」です。

つまり、水分だけ補給していればOKなのです

スポーツドリンクの製造メーカーは
”ミネラルも補給できる、エネルギーも補給できる
水よりも素早く吸収される”・・・云々と、
スポーツドリンクの効能を並べ立てるでしょう

メーカーは売るのが仕事ですから当然そういいますが
実際には全く必要ありません

なぜなら水分以外の運動時に必要なものは
すべて食事から摂取できるからです。

それを飲み物から摂取する必要はありませんし

逆に普段から運動時にスポーツドリンクを飲みつけると
スタミナ切れをおこしやすい体を作ることになります

やや難しい話なので、簡略化して書いてみますが、

私たちの体を動かすエネルギーは、炭水化物が分解されて
作られた「糖質」なのですが、

食事のあと、すぐに使われない糖質は「グリコーゲン」という
物質に変えられて肝臓や筋肉に貯蔵されます

そして、必要に応じてこの「グリコーゲン」が分解されて
糖質にもどされ、体を動かすエネルギーとして使われます

つまり、グリコーゲンをしっかり体に溜め込んでおくことが、
スタミナ切れをおこさない持久力のある体を作るために
重要なのですが、

運動中スポーツドリンクを飲むことにより、こまめに糖質が
外から入ってくるならば、体はグリコーゲンをため込んでおく
必要がなくなってしまいます

必要のない機能は、必然的に弱くなります
すると、体にため込まれたグリコーゲンの量は少なくなり
運動の途中でスタミナ切れをおこす体になってしまうのです

そのような理由で、ヨーロッパのプロサッカーチームでは、
練習中のスポーツドリンクを禁じているチームも多いそうです

日本やアメリカではこのような話はあまり表に出ません

スポーツドリンクのメーカーがたくさんあり、スポンサーとして
多くの大会やチームを支えているからかもしれません

ちなみに、僕はスポーツドリンクそのものを
否定しているわけではありません

「ここ一番」の力を出したい試合中の水分補給には
有効なのではないかと思いますし

大量発汗を伴う本当に激しい練習の時にも、
疲労のため練習のパフォーマンスを落とさないよう
水よりスポーツドリンクを飲むという、考え方も
あると思います

ただし、その場合でも練習の初めからスポーツドリンクを飲む
のは、疲れやすい体を作ることになり勧められません

ちなみに私ごとですが、僕には高校生の息子と娘がおり
息子は柔道部、娘はダンス部に所属しているのですが

娘は練習中のスポーツドリンクをやめて水を飲むように
してから、練習の後も食事が食べられるようになり
体のだるさも取れたのですが

暑い中柔道着を着て大量発汗する息子は、練習の始めは
水を飲みますが、練習の後半ではスポーツドリンクを飲みます
きっとその方が楽なのでしょうね

激しい練習の時に、スポーツドリンクを飲むかどうかは
それぞれの選手が自分の体と相談して決めることかもしれませんね




スポーツドリンクは体に良いのか ①
「スポーツドリンクは体に良い」
と思い込んでいる人がたくさんいます

お茶や水代わりに、日常的に
水分補給として飲む人もいます

水よりも素早く体に吸収される、とか
イオンバランスが良い、とか

テレビCMで盛んに言われているのですから
無理もありません

専門家の中にも熱中症の予防によいからと
スポーツドリンクを勧める方もいるくらいです

ですが、実際にはどうでしょうか

ナトリウムがどうの、カリウムがどうの
と言った机上の理論ではなく

私たちが日常の飲み物として飲んだ時
どのような影響が現れるでしょうか

私が観察した範囲でいえば
日常的にスポーツドリンクを飲むと
ほとんどの場合、体がだるく、疲れやすくなり

食欲が落ちたり
夏バテしやすくなったりするのです

それもそのはずです
本来食事で摂るべきエネルギーを
砂糖でとってしまうのですから
体にいいはずがありません

のどが渇くたびに、水ではなくジュースやコーラを
飲んでいれば、体に悪いと誰でも知っていますが

スポーツドリンクにも同じくらい砂糖が含まれて
いることを、知らない人が意外と多いようです

スポーツドリンクは大量の発汗を伴う激しいスポーツ
をする時のための飲み物であって、日常の水分補給の
ための飲み物ではないのですね

これは僕一人の意見ではなくて、欧州食品安全機関
(EFSA)という公的な機関も

「運動中以外に飲むスポーツドリンクは健康上望ましくない」
という声明を発表しているようです

http://rocketnews24.com/2012/04/09/201112/

この、日常生活で飲むスポーツドリンクの害は
成人男女に比べて食の細い、子供やお年寄りでは
より顕著に現れます

くれぐれも気をつけてあげてください